乾燥

水分が残っていると割れたり、破損の原因となるので完璧に乾燥させる必要があります。





お試しでアートクレイシルバー
を作ってみたい人にお勧めです
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・乾燥の仕方
焼成する前ににひび割れ、凹凸がないか確認し、ドライヤーの温風を15分以上あてるか、日当たりのよい所や風通しの良いところで約1日自然乾燥させて完全に乾燥させます。

ドライヤー乾燥、自然乾燥のどちらにしても焼成前に作品をドライヤーの温風で温めて乾燥させて下さい。

私はある程度自然乾燥した後、ドライヤーの温風で温めます。最初からドライヤーで乾燥させてもいいのですが、そのほうがドライヤーを使う時間が短いので電気代の節約になるからです。
・ちゃんと乾燥したかチェック!

温かいうちにステンレスやガラスなどの上に置き、曇りがでなければ乾燥終了です。
私は心配症なので乾燥終了した後、+1分ドライヤーの温風をあてています。

・乾燥が終了したらチェックすること
・ひび割れや凹凸がないか、よく見てください。
もしあった場合はそんなにひどいひび割れや凹凸でなければ、製作段階で生じた銀粘土の削りカスなどがあれば水で溶いてペースト状にしたものを塗ってください。
また、それでもひび割れや凹凸が埋まらない場合は作成したモノの直したいところに水をつけて銀粘土を貼り付けて下さい。

・表面が滑らかにきれいになっているか。
目の細かいヤスリやスポンジ研磨材で滑らかにしてください。造形の時点で粘土が固まる前に筆や指で作品を撫でて表面を滑らかにしておくとこの作業が短くて済みます。
(注)削り過ぎに注意!!

いざ凹凸などをなくそうとヤスリで削るとなかなか平らにならず、凹凸を無くすことばかり考えて削りすぎてしまい、全体の形が変になってしまうことがあるので全体のバランスをよく見ながら慎重にヤスリがけしてください。たくさん削るようなら銀粘土のペーストを塗ったり、銀粘土を貼り付けたりしたほうがいいです。

また、やすりで削って仕上げることを考えて、作品を少し大きめにつくっておいたほうがいいと思います。

乾燥後に作品が割れてしまった場合
割れた部分に銀粘土を水で溶かしてペースト状にしたものを塗り、接着し、乾燥させます。
このとき割れた部分には接着した後、ペーストがはみ出るぐらいペーストを塗ったほうが合わせ目がなくなるのでいいです。はみでた部分はヤスリで滑らかに整えてください。

造形 乾燥焼成仕上げ