造形

   

1、作る前の準備



お試しでアートクレイシルバーを作ってみたい人にお勧めです!!

















銀粘土はすぐ乾燥して固まってしまうので水の入った容器を準備しておきます。
あと、銀粘土を削ったときにでる削りカスなどを入れる容器(銀粘土の削りカスなどは後で水で溶いてペースト状にしたりして使えます)と余った銀粘土を包むサランラップを準備しておくといいでしょう。



2、粘土をこねる

作品のイメージができたらいよいよ作成です。まずは粘土を必要な分だけ切り取り、こねます。
(注)
銀粘土はすぐ乾燥してしまうため作成するときは水をつけながらやってください

今回作ろうとしている作品は一番下の画像です。

3、銀粘土を伸ばす

・今回はプレート型の作品を作るため銀粘土を伸ばします。

こね終わったらクッキングシート(紙を敷くと粘土がくっ付いてしまいますがクッキングシートを敷くと粘土がつかずに作業ができて楽です)の上で適当な棒で伸ばします。

4、形を整える
棒で伸ばし、ある程度理想の形になったら四方を切り取り、長方形にします。

筆や指を水で濡らし、表面を平らに滑らかにしておくと乾燥したとき、凹凸が少なくていいです。





5、作製したモノ同士を接着する
今回作りたい1番下の画像のモノです。一気に一つの粘土から作ることも可能ですが画像を見ての通り、一気に作るのは難しいし、各部位ごとに作った方がきれいに仕上がります。そして銀粘土は接着したい部分に銀粘土を水で溶いてペースト状にしたものを塗れば簡単に接着できるので、今回各部位ごとに作製しました。
・リングの部分は4つの長方形の銀粘土を作り、接着します。
・リングを通す部分は凹型と長方形の銀粘土を作り、接着します。


・表面を平らに滑らかにして、仕上げる
目の細かいヤスリやスポンジ研磨材で滑らかにしてください。造形の時点で粘土が固まる前に筆や指で作品を撫でて表面を滑らかにしておくとこの作業が短くて済みます。
(注)削り過ぎに注意!!
いざ凹凸などをなくそうとヤスリで削るとなかなか平らにならず、凹凸を無くすことばかり考えて削りすぎてしまい、全体の形が変になってしまうことがあるので全体のバランスをよく見ながら慎重にヤスリがけしてください。たくさん削るようなら銀粘土のペーストを塗ったり、銀粘土を貼り付けたりしたほうがいいです。
また、やすりで削って仕上げることを考えて、作品を少し大きめにつくっておいたほうがいいと思います。


      
乾燥後に作品が割れてしまった場合

割れた部分に銀粘土を水で溶かしてペースト状にしたものを塗り、接着し、乾燥させます。
このとき割れた部分には接着した後、ペーストがはみ出るぐらいペーストを塗ったほうが合わせ目がなくなるのでいいです。はみでた部分はヤスリで滑らかに整えてください。

造形 乾燥焼成仕上げ